デリケートゾーンのお悩み相談室

VIO脱毛後の黒ずみ対策としてできるアフターケアと予防

2021.10.24

デリケートゾーンの悩みとして挙げられる「黒ずみ」。「VIO脱毛後に黒ずみがひどくなった」などの悩みを抱えている方へ向けVIO脱毛後の黒ずみ対策としてできるアフターケアについてまとめてみました。

VIO脱毛後に黒ずみを引き起こす原因

VIO脱毛後に黒ずみができてしまうのには、次の理由が挙げられます。

デリケートゾーン専用石鹸には次のような効果があります。

  • ・シェーバーで剃毛することによる摩擦

  • ・ピンセットで毛を抜くことによる刺激

それぞれについて詳しく解説していきます。

 

シェーバーで剃毛することによる摩擦

VIO脱毛の際自分自身でシェーバーを使い、処理をしている方もいるでしょう。

しかし、肌は摩擦などの刺激を受けると、防御反応を起こし、黒ずみのもととなる「メラニン色素」を生成してしまいます。

本来、メラニン色素は肌のターンオーバーによって体外に排出されますが、摩擦など刺激を受けると、大量にメラニン色素が生成されるため、完全には排出できず色素沈着してしまうのです。

自分自身で処理する際には、摩擦を避けるためにも、デリケートゾーン専用のジェルやクリームを使用するようにしましょう。

また、可能であれば、摩擦から肌を守るためにも、自分で処理するのではなく、医療脱毛や脱毛サロンで脱毛することをおすすめします。

そして、いずれの方法で脱毛したとしても、ショーツとの摩擦を軽減するために、脱毛後にはデリケートゾーン専用オイルや保湿クリームを使用することが大切です。

 

ピンセットで毛を抜くことによる刺激

ピンセットで毛を抜くと、毛穴が引っ張られるため、肌へ刺激を与えてしまいます。ピンセットで毛を抜く際には、事前にホットタオルで毛穴を広げてから、毛の流れに沿って抜くようにしましょう

そうすることで、肌への刺激が軽減でき、炎症も抑えられます

また、ピンセットで毛を抜く場合、毛穴にダメージを与えてしまうため、肌の水分バランスが崩れ乾燥しやすい状態になってしまいます。肌が乾燥すると、ショーツとの摩擦による刺激を受けやすくなるため、脱毛後は必ずデリケートゾーン専用オイルやクリームで保湿をするようにしましょう。

 

VIO脱毛後におすすめのアフターケア

VIO脱毛後は、黒ずみ対策のためにも、次のようなアフターフターケアが効果的です。

  • ・オイルで保湿する
  • ・クリームで保湿する
  • ソープで優しく洗う

それぞれの方法についてご説明します。

 

オイルで保湿する

VIO脱毛後は、ショーツとの摩擦が生じ、肌がいつもより敏感でダメージを受けやすい状態です。何もケアをせず放っておくと、肌のターンオーバーが乱れてしまい、メラニン色素を体外に排出する機能が低下してしまいます。

その結果、黒ずみができやすい状態をつくり出してしまいます。

黒ずみをつくらないためにも、脱毛後には、デリケートゾーン専用オイルで保湿ケアすることが大切です。

保湿することで、ショーツとの摩擦から肌を守ることができるだけではなく、肌のバリア機能高めることできます。

デリケートゾーンのケアで使用するオイルを選ぶ際には、乾燥を防ぐためにも、おまたのオイル「タントリュクス」のように浸透力(※角質層まで)、保湿力ともに優れたオイルを選ぶことをおすすめします。

また、おまたのオイル「タントリュクス」には、肌の生まれ変わりをサポートする必須脂肪酸のオメガ3が配合されています。肌に潤いを与えながら、ターンオーバーを整えていくため、より効果を実感できるでしょう。

 

クリームで保湿する

「オイルはベタベタするから苦手」という方には、デリケートゾーン専用クリームでの保湿がおすすめです。

クリームを選ぶ際には、保湿力を高める効果があるヒアルロン酸や、メラニン色素の生成を抑制する効果があるトラネキサム酸が配合されているものを選ぶと、黒ずみの予防効果が期待できます。

クリームを塗る際の注意点ですが、1度デリケートゾーンに触れたすぐ後の手で、直接クリームの容器に触れないようにしましょう。クリームや容器の中に雑菌が侵入しないように、必ず手を清潔にしてから使用することが大切です。

 

ソープで優しく洗う

VIO脱毛後は、入浴時にデリケートゾーンを洗う際にも注意が必要です。ソープをよく泡立てて、手で優しく洗いましょう。

ボディータオルを使い強い力ゴシゴシ洗ってしまうと、過度な摩擦により黒ずみのもととなるメラニン色素を多く生成してしまう可能性があります。

また、保湿をかなえるオイルが配合されたソープ使用すれば、洗いながら保湿ができ、肌の乾燥を防ぐことができます。

洗い終わった後は、35~38度程度のぬるま湯でしっかり泡を流し、タオルで優しく拭くようにしましょう。

 

VIO脱毛後の黒ずみを予防するための方法

VIO脱毛は「自己処理」「医療脱毛」「脱毛サロン」、いずれの方法で行っても、多かれ少なかれ肌へダメージを与えてしまいます。

VIO脱毛後の黒ずみを予防するために、日頃から次のようなことを心がけてみましょう。

 

ビタミンCを摂る

レモンやキウイに含まれるビタミンCには、メラニン色素の生成を抑制する働きがあります。

また、肌の新陳代謝をサポートし、古い角質を体外へ排出する働きもあるため、黒ずみ対策には効果的な栄養素といえます。

VIO脱毛後の黒ずみを予防するために、日頃からビタミンCが含まれた食材を積極的に摂取しましょう。

ビタミンCは、ジャガイモやピーマンなど身近な食材にも含まれていますが、栄養素を考慮した食事を準備することが難しい方は、サプリメントの活用をおすすめします。

 

肌に優しい下着を着用する

サイズが適していない下着を着用すると、摩擦により黒ずみができやすくなってしまいます。とくに、VIO脱毛後は刺激により肌のバリア機能が低下しているため、黒ずみのもととなるメラニン色素を大量に生成してしまう可能性があります。

黒ずみを予防するためにも、窮屈な下着は避け、自分自身に適したサイズの下着を着用するようにしましょう。

また、下着を選ぶ際にはサイズだけではなく、素材も重要なポイントになります。吸湿性に優れている綿素材なら、蒸れを防ぎ、雑菌が繫殖するのを抑制できるだけではなく、肌触りも柔らかいため、肌への負担を軽減してくれます。

 

VIO脱毛後の黒ずみ対策には必ずアフターケアを!

「自己処理」「医療脱毛」「脱毛サロン」いずれの方法にしても、肌は多少なりともダメージを受けてしまいます。過度な摩擦が生じると、肌は防御反応を起こし、メラニン色素が大量に生成され、黒ずみの原因なってしまうため、VIO脱毛後には必ずアフターケアを行うようにしましょう。

アフターケアには、デリケートゾーンに適したオイルで保湿を行う方法があります。おまたのオイル「タントリュクス」のように保湿力(※角質層まで)、浸透力が優れており、肌の生まれ変わりをサポートするオメガ3が配合されているオイルであれば、より効果を実感できるでしょう。

オイルが苦手な方は、デリケートゾーン専用クリームでのケアも可能です。肌のターンオーバーをサポートするトラネキサム酸が配合されているクリームを使用することで、黒ずみのもととなるメラニン色素を抑制できます。

また、日頃の生活の中で「ビタミンCを摂る」「肌に優しい下着を着用する」などを心がけることでも、黒ずみのお悩み解消に近づくことができます。VIO脱毛後の黒ずみに悩んでいる方は、ぜひ実践してみてください。

監修 薬剤師 中田早苗

デリケートゾーンのお悩み相談室
デリケートゾーンのお悩み相談室
薬剤師/腸活・膣ケアサポート・ファスティング講師

中田 早苗

薬科大学卒業後、約7年間総合病院で病院薬剤師として勤務。その後、相談薬局にて予防医学の観点から薬を使わない健康法について患者指導を行い現在に至る。食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとしてファスティングの魅力に感銘を受ける。便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みとファスティングに深く結びつきがあることを実感。現在までに100名以上のファスティングサポートを実施。

資格

薬剤師
ウエルネスファーマシスト(認定運動支援薬剤師)
ファスティングマイスター
美腸プランナー

AD

監修

薬剤師 中田早苗

デリケートゾーンのお悩み相談室

デリケートゾーンのお悩み相談室

薬剤師/腸活・膣ケアサポート
・ファスティング講師
中田 早苗

経歴
薬科大学卒業後、約7年間総合病院で病院薬剤師として勤務。その後、相談薬局にて予防医学の観点から薬を使わない健康法について患者指導を行い現在に至る。食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとしてファスティングの魅力に感銘を受ける。便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みとファスティングに深く結びつきがあることを実感。現在までに100名以上のファスティングサポートを実施。

資格
・薬剤師
・ウエルネスファーマシスト
(認定運動支援薬剤師)
・ファスティングマイスター
・美腸プランナー